BLACKPINKとTWICE主要メンバー6人のソロ転向を2026年4月に徹底比較

BLACK PINK
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2026年4月現在:ソロ転向は”卒業”ではなく”拡張”だった

2026年4月9日時点で明らかになったのは、BLACKPINKとTWICEの主要メンバーたちがグループ時代と「断絶」するのではなく、それを土台に「拡張」する形でソロキャリアを築いているという事実だ。グループのファンベースを手放さずに新たな聴衆を獲得できたケースが最も成功しており、ロゼの「APT.」はその最好例として記憶されるだろう。この記事では音楽・商業・表現の3軸で6人の軌跡を比較し、K-POPソロ時代の本質を読み解く。

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ジェニー──ヒップホップからポップスターへの再定義

グループ内で「Monster」「Pretty Savage」などの鋭利なラップが代名詞だったジェニーは、ソロ活動においてドリームポップとR&Bを融合させたサウンドへと大きく舵を切った。2024年のOVO Soundとの連携で発表した楽曲群は批評的に高評価を得た一方、一部のBLINKからは「らしくない」との声も上がった。しかし結果として、グループ時代には届かなかった北米の一般リスナー層へのリーチに成功し、Billboard Hot 100トップ30入りという成果を残した。

ロゼ──”繊細さ”の商品化と本来の声

BLACKPINKでの高音域・ウィスパーボイスから離れ、ソロ作「rosie」(2024年末)ではアコースティックギターを軸にした内省的なシンガーソングライター路線を打ち出した。本人が「初めて自分の声で歌えた」と語るほどパーソナルな作品で、グループのエレクトロニックなプロダクションとの対比は鮮明だ。Bruno Marsとのコラボ曲「APT.」は2025年にかけて長期間チャートに残留し、グループ楽曲の瞬発力型ヒットとは異なるロングテール型の消費パターンを示した。

リサ──エンターテインメントとしての純化

グループでダンスパフォーマンスの核を担っていたリサは、LLOUD設立後の活動でその方向性をさらに純化させた。ダンスミュージックとビジュアルパフォーマンスを前面に押し出し、音楽よりも「ショー」としての完成度を重視する姿勢は、K-POP文脈から離れグローバルなエンターテインメント産業のプレイヤーとしての再定位を示している。

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ナヨン──センターが試みた「脱アイドル」

TWICEのビジュアルセンターとして長らくグループの顔を務めてきたナヨンは、ソロ活動において意図的に「アイドルらしさ」を剥ぎ取る試みを続けている。「POP!」で見せたガーリーなポップスから成熟したR&Bアダルト路線へのシフトは、グループ内では表現しきれなかった年齢相応の感情表現を可能にした。

ジヒョ──リーダーの役割から解放されたダークポップ

TWICEのリーダーとして常にメンバーのまとめ役だったジヒョは、ソロでは打って変わって内向きで実験的な音楽性を選んだ。グループのパブリックイメージである「明るく元気」とは距離を置いたダークポップ路線は、ファンに驚きを与えつつも高い評価を受けた。「グループの制服から降りた」と形容するメディアもあったほどだ。

サナ──強すぎるキャラクター期待との折衷

グループ内でもっともキャラクターが立っているメンバーのひとりであるサナは、ソロ転向において「サナらしさ」への過大な期待という逆説的な課題に直面した。2025〜2026年にかけての活動では、グループ時代のキュートなイメージをベースにしながらダンサブルなクラブサウンドを加えた折衷路線をとっている。

3軸比較:音楽・商業・表現

音楽的変化

BLACKPINKのメンバーは総じてグループのエレクトロニック・ハイプポップサウンドから離脱し、R&B・ポップ・インディーへと分散した。対してTWICEのメンバーは、グループの「明るい」イメージを成熟させる路線と、意図的に距離を置く路線に二分される傾向がある。

商業的成果

BLACKPINKメンバーのソロ成績はTWICEのそれを上回っている。グループ時代からの知名度差に加え、YGとJYPが仕掛けたグローバル展開の規模差も大きい。ただしTWICEメンバーは日本市場での強みを活かし、国内ソロ成績では健闘している。

表現の自由度

最も「自分自身」を語るようになったのはロゼとジヒョだという点でメディアの見方は概ね一致している。一方でリサとナヨンは、ソロ後も「パフォーマー」としての側面を強調しており、内面の開示よりもエンターテインメント性を優先している。

ソロ時代のK-POPが示す2026年以降の展望

グループシステムはK-POPの強みであり制約でもある。2026年以降、契約更新期を迎えるメンバーが増えるにつれ、ソロ転向の流れはさらに加速すると見られる。グループ活動がアイデンティティを形成してきた土台である以上、「ソロ=本音、グループ=仮面」という単純な図式は的外れだ。グループ時代の遺産をどう継承し、どう超えるかが、各アーティストの長期的なキャリアを左右する分水嶺となる。


情報元:各アーティスト公式SNS・所属事務所発表・Billboard・Gaon Chart・各種音楽メディア報道をもとに編集部が分析・構成。

※本記事は2026年04月09日時点の情報です。

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