「SWIM」Hot 100初登場1位――7度目の頂点を支えた1,530万ストリーミング・2,580万ラジオの衝撃
1,530万ストリーミング、2,580万ラジオ・エアプレイ・インプレッション、15.4万セールス――BTS「SWIM」は2026年4月4日付Billboard Hot 100で初登場1位を記録した。これでBTSのHot 100首位獲得は通算7回となり、The Beatles(20回)、The Supremes(12回)、Bee Gees(9回)に次ぐグループ歴代4位タイの記録である。
注目すべきはラジオの数値だ。2,580万インプレッションという初週スコアは、BTSの過去のNo.1曲と比較しても突出している。「Dynamite」(2020年)や「Butter」(2021年)がストリーミング主導で首位を獲得したのに対し、「SWIM」はラジオ・ストリーミング・セールスの3軸すべてで高水準を記録した。完全体としての復帰がメディア露出を最大化し、とりわけ米国ラジオ局での支持拡大に直結した形だ。
| 曲名 | チャート日付 | 首位週数 |
|---|---|---|
| Dynamite | 2020年9月5日 | 3週 |
| Savage Love (Remix) | 2020年10月17日 | 1週 |
| Life Goes On | 2020年12月5日 | 1週 |
| Butter | 2021年6月5日 | 10週 |
| Permission to Dance | 2021年7月24日 | 1週 |
| My Universe (with Coldplay) | 2021年10月9日 | 1週 |
| SWIM | 2026年4月4日 | 1週〜 |
初週64.1万ユニットの全貌――Vinyl20.8万枚が証明した”待っていた”想いの大きさ
641,000ユニット。BTSのニューアルバム『ARIRANG』は、2014年12月にBillboard 200がユニット換算方式を導入して以降、デュオ/グループとして史上最大の初週記録を打ち立てた。
内訳を見ると、純アルバムセールスが532,000枚で全体の83%を占める。そのうちVinyl(アナログレコード)が208,000枚と全体の32%に達し、BTS自身のVinyl最高記録であると同時に、グループとしては近代(Luminate電子集計開始の1991年以降)最大のVinyl初週売上となった。ストリーミング換算ユニット(SEA)は95,000で全体の15%。物理セールスが圧倒的に牽引した構造だ。
| 項目 | 数値 | 構成比 |
|---|---|---|
| 純アルバムセールス | 532,000枚 | 83% |
| うちVinyl | 208,000枚 | 32% |
| SEA(ストリーミング換算) | 95,000 | 15% |
| TEA(トラック換算) | 14,000 | 2% |
| 合計 | 641,000 | 100% |
比較対象として、Taylor Swiftの『THE TORTURED POETS DEPARTMENT』(2024年)の初週2,610,000ユニットはソロアーティスト含む歴代トップクラスだが、グループに限定すればBTSの641,000は過去10年以上で最大となる。One Directionの『Midnight Memories』(2013年)以来の水準だ。

