KBS、NewJeansに関する虚偽情報放送を謝罪|事実関係と再発防止策

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2025年8月27日、韓国の公共放送局KBSが公式ホームページを通じて、NewJeansに関する虚偽情報を放送した件について謝罪した。今回の事案は、8月8日に放送されたKBS 1ラジオ「成功예감 이대호입니다(成功予感 イ・デホです)」の番組中に発生。外部ゲストが発言した内容に事実と異なる部分があり、大きな論争に発展していた。

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問題となった発言内容

番組に出演した証券会社の研究員は、インタビューの中で以下のような発言を行った。

  • 「NewJeansはADOR側に帰属することが決定し、その結果を受け入れた」
  • 「NewJeansがNJZ名義で公式音源を発表した」

しかし、これらは事実と異なっていた。

実際の状況

実際には、NewJeansとADOR(HYBE傘下レーベル)との間では、「専属契約有効確認訴訟」が現在も進行中であり、最終判決はまだ下されていない。また、NJZ名義でYouTubeに投稿された動画は存在するが、それは公式音源ではなくファン向けのコンテンツであった。

KBSの公式謝罪

KBSは公式声明の中で、以下のように謝罪を発表した。

  • 出演者の発言は、2025年3月にソウル中央地裁が下した「仮処分申請認容」決定を誤解したもの
  • 本案訴訟とは異なる内容であることを理解せず発言した
  • NewJeansがNJZとして公式音源を出した事実はない
  • 結果としてNewJeansやファン、リスナーに混乱を与えたことを深く謝罪

対応と再発防止策

KBSは問題発生後、以下の対応を行ったと説明した。

  • 番組ホームページやYouTubeに謝罪文を掲載
  • 問題となった録画・再放送部分を編集・削除
  • 8月11日の放送で改めて訂正と謝罪を放送

さらに、KBSは再発防止のため、以下の取り組みを徹底すると発表した。

  • 放送基準・放送倫理の遵守
  • 出演者とのインタビュー内容を複数段階で精査
  • 生放送でのファクトチェック体制を強化

視聴者の反応

今回の発言を受け、KBSの視聴者掲示板には「虚偽情報放送を規制し再発防止を求める」という請願が投稿され、2700人以上の同意を集めた。これにより問題はさらに拡大し、公共放送の信頼性が問われる事態となった。

NewJeansの現状

NewJeansは2025年3月の裁判所の判断により、ADORとの契約が一時的に有効とされ、独自活動が制限されている状態だ。メンバーはこれに対して異議を申し立てたが、裁判所は却下。現在も本案訴訟が進行中であり、次回は2025年9月11日に調停が予定されている。最終判決は10月30日に言い渡される見通しだ。

まとめ

今回のKBSによる虚偽情報放送は、アイドルグループとレーベルの契約問題というデリケートなテーマにおいて、いかに正確な情報発信が重要かを改めて浮き彫りにした。KBSは謝罪と再発防止策を公表したが、今後は視聴者とファンの信頼を取り戻せるかが注目される。

参照元

  • OSEN(2025年8月27日): https://www.osen.co.kr/article/G1112643715
  • 마이데일리(2025年8月27日): https://www.mydaily.co.kr/page/view/2025082716262102117

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ライター:KPOP JOURNAL編集部

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