韓国Mnetのオーディション番組『Unpretty Rapstar : HIP POP Princess(ヒップホッププリンセス)』第4話(2025年11月6日放送)は、メインプロデューサー新曲ミッションが本格スタート。ソヨン((G)I-DLE)、Gaeko(Dynamic Duo)、RIEHATA、岩田剛典らが関わる新曲を懸け、A/Bの2チームが真っ向勝負しました。これまでの「日韓対決」という構図から一転、国籍の垣根を取り払った混合チーム編成となり、番組の軸である“創作×パフォーマンス”が一段と濃く提示された回と言えます。
放送の要点
- 課題曲:『CROWN(Prod. GAN)』『DAISY(Prod. Gaeko)』『Diss papa(Prod. ソヨン)』『Hoodie Girls(Prod. Padi, RIEHATA)』の4曲から選択
- 勝敗:『Hoodie Girls』はAチームが勝利/『DAISY』もAチームが勝利し、ベネフィット加点込みで歴代級スコアを樹立
- 見どころ:セルフプロデュース(作詞・振付・演出)が光り、“語るラップ×踊る体”の総合力で“神回”評価
- 楽曲配信:第4話で披露の『DAISY』『Hoodie Girls』は11月7日12:00(KST)に配信開始
まずは配信・視聴情報
| 地域 | プラットフォーム | 配信・放送 | メモ |
|---|---|---|---|
| 韓国 | Mnet | 毎週木曜 21:50(KST) | 本放送(テレビ) |
| 日本 | U-NEXT | 毎週木曜 22:02(JST)頃 ライブ配信/見逃し配信あり | 一部話数は無料、以降は見放題(国内独占) |
日本からはU-NEXTで日韓同時・国内独占配信。第1~4話は無料公開(告知ベース)で、以降は見放題で視聴できます。ライブ配信後は見逃し配信としても提供されるため、時間が合わない人も追いかけ視聴が可能です。
ミッションのルールと選曲
今回は、1対1の創作バトルの結果を受けて勝者組/敗者組に分かれた参加者が、下記4曲から1曲を選びA/Bの2チームを編成。新曲の権利(音源リリース)とベネフィットを懸けて対決しました。
| 曲名 | プロデューサー | 対戦状況 | 結果 |
|---|---|---|---|
| Hoodie Girls | Padi, RIEHATA | A vs B | Aチーム 勝利 |
| DAISY | Gaeko | A vs B | Aチーム 勝利(歴代級スコア) |
| Diss papa | ソヨン((G)I-DLE) | 次回放送で対決 | — |
| CROWN | GAN | 次回放送で対決 | — |
『Hoodie Girls』対決:Aチームが意地の逆転
口火を切ったのはRIEHATAの新曲『Hoodie Girls』。Bチームは下位メンバー中心ながら、ダンスに強いミアを軸にアクロバット×ダンスブレイクで一気に流れを引き寄せます。一方、Aチームは日韓混成で意思疎通の壁に直面。しかし短時間で構成を磨き、ヒップホップのスピリットを前面に出したステージに作り替えました。
審査コメントでは、Gaekoが「ラップを見るべき立場だけど、踊りに目が行ってしまう」とBチームのダンス完成度を称賛。Aチームには「国境を越えた団結とヒップ感」があるとして高評価が相次ぎ、勝者はAチームに。試行錯誤を重ねたAメンバーは涙で勝利を喜び、RIEHATAも“親のような目線”で胸を詰まらせる場面が印象的でした。
『DAISY』対決:Aチームが“伝説級”の完成度で制す
ハイライトはGaekoの『DAISY』。全体1位やダブル・ベネフィット獲得者が集結したAチームは、花弁を象るイントロ・フォーメーションから始まり、ニコの「ウォーキングと視線」で会場を掌握、キム・ドイの“疾走ラップ”へとつなぎ、緩急の設計が完璧な「デビュー級」ステージを作り上げました。Bチームは1対1バトル敗者で構成され不安もありましたが、それぞれの等身大の経験をリリックに落とし込むことで気迫の反撃。ナム・ユジュは客席からの登場で空気を一変させ、強い印象を残します。
評価は“絶賛の嵐”。ソヨンは「こんなに上手いヒップホップ・グループ・ラッパーがいる?」と驚嘆。Gaekoは「これはプロフェッショナル。この5人でそのままデビューしてほしい」とまで評し、Bチームについても「最もユニークだった」と個性を高く買いました。最終的にAチームが勝利し、ベネフィット込みで満点超えの“歴代新記録”をマークしています。
セルフプロデュースが軸:作詞×振付×演出を自分たちで
第4話で鮮明だったのは、参加者自身のセルフプロデュース力。リリック(作詞)だけでなく、振付・構成・舞台演出まで手がけ、短期間で世界観を立ち上げました。裏ではプロデューサー陣のフォローも厚く、Gaekoはシンスとともに宿舎を訪れてビタミンを差し入れ、温かな言葉で背中を押す“父性”を見せます。RIEHATAは自身の15歳の海外挑戦エピソードを引き、試練を“新しい挑戦の贈り物”として受け止める姿勢を助言。さらに『Hoodie Girls』の中間チェックには、BE:FIRSTのSOTAがスペシャルトレーナーとして参加し、現場を大いに沸かせました。
ソヨンの強いメッセージ
ソヨン「この番組を多くの人に見てほしい。参加者がどれだけすごいことをやっているか知ってほしい」
かつて自身もオーディション番組に挑み、既存曲の振付をなぞるだけでも大変だったと振り返るソヨン。今回は“自分たちで作って、短時間で見せ切る”ことの過酷さを強調し、現場で闘う全員へのリスペクトを明確にしました。
次回予告と番組の進行
次回は、残る2曲『Diss papa(Prod. ソヨン)』『CROWN(Prod. GAN)』で本格対決。敗者組では初の脱落者が発生予定で、チーム内の役割設計(誰がフックを担うか、誰がダンスブレイクを引くか)が勝敗のカギになりそうです。
配信・音源リリース情報(本話関連)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 音源配信 | 『DAISY』『Hoodie Girls』:11月7日(金)12:00(KST) |
| 放送日 | 第4話:11月6日(木)(KST/JST) |
| 日本配信 | U-NEXT(日韓同時・国内独占、22:02(JST)ライブ配信/見逃しあり) |
ファクトチェック情報
参照元:
・OSEN「‘ヒップホッププリンセス’ ソヨン…新曲ミッション」公開日:2025/11/07 https://www.osen.co.kr/article/G1112692958
・U-NEXT 特設サイト「HIP POP Princess」配信案内 https://hippop.unext.jp/
・U-NEXT ヘルプ「『HIP POP Princess』国内独占ライブ配信について」 https://help.unext.jp/info-video/detail/info443b
・Mnet Plus プログラムページ https://www.mnetplus.world/ko/program/%EC%96%B8%ED%94%84%EB%A6%AC%ED%8B%B0-%EB%9E%A9%EC%8A%A4%ED%83%80–%ED%9E%99%ED%8C%9D-%ED%94%84%EB%A6%B0%EC%84%B8%EC%8A%A4/
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著者プロフィール
こむぎ🌾|K-POP JOURNAL編集部— 週次の番組レビューと配信プラットフォーム情報を担当。公式情報の一次確認と現場目線の分析で信頼性ある記事を提供。

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