これから紹介する「旅行の注意事項」は、2025年9月に韓国・ソウルへ行く人が安心・安全に楽しむために、大切な情報をまとめた完全版です。
ビザと入国手続き
- 日本を含む多くの国からの観光目的の渡韓は90日以内でビザ不要。ただし、2025年12月31日まではK-ETA(電子旅行承認)が免除されます。2026年1月以降はK-ETAが必須になります。
(例:滞在90日以内・観光目的) - パスポートは「入国時に有効」であれば問題ありません。特に6ヶ月ルールなどは設けられていませんが、帰国前の有効期限チェックは忘れずに。
- 乗り継ぎでの渡航:仁川空港でトランジット観光が可能な「トランジットツアー」制度あり。条件を満たせば最長3日間、追加ビザ不要で滞在可。
気候と服装のポイント
- ソウルの9月:最高気温は約25 °C、最低気温は約16 °Cで、秋の始まりを感じる過ごしやすい気候です。
- 雨の日は月に7〜8日ほど。雨具は折りたたみ傘やレインコートがあると安心です。台風の可能性もあるので、天気予報をこまめにチェックしましょう。
- 8月の猛暑と“トロピカルナイト”(夜も25 °C以上)が続いた影響で、9月も平年よりやや高温の可能性あり。暑さ対策も引き続き必要かもしれません。
自然災害・緊急時対策
- 台風シーズンは8月〜9月。豪雨や強風による公共交通の乱れ、洪水の可能性もあります。近くの避難場所の確認や、現地情報への注意が大切です。
- 2025年7月には大規模な洪水が発生し、一部で甚大な被害が出ました。洪水後の地盤の緩み、土砂崩れなどにも警戒が必要です。
- 昨年春には全国で過去最悪とも言える山火事が発生しましたが、9月時点では鎮火済み。ただし、乾燥による火災リスクの可能性は頭に入れておきましょう。
治安・交通・健康・法律の注意点
- ソウルは治安レベル全体では低リスクですが、スリや交通事故、詐欺にも注意が必要です。特に混雑した観光地では荷物をしっかり管理しましょう。
- 交通面では横断歩道を渡る際など、常に左右確認を。タクシーでも不正な料金請求などの詐欺に注意。公式以外は避けましょう。
- 旅行保険は医療・緊急搬送・キャンセル対応などを含めて加入がおすすめです。自然災害や急病への備えとして有効です。
- デモなどの大規模集会は予告なく発生する可能性あり。交通や治安への影響を避けるため、周辺には近づかず、最新情報を確認しましょう。
- 特定の薬(向精神薬、麻薬成分を含むものなど)は持ち込みが厳しく制限されている場合があります。該当する場合は事前に許可申請を行いましょう。
表:持ち物チェックリスト
項目 | 内容 |
---|---|
パスポート | 有効期限と空白ページを確認 |
レイン対策 | 折りたたみ傘や撥水ジャケットを携帯 |
軽い上着 | 朝晩の冷え対策に羽織れるもの |
保険証・保険証券 | 旅行保険証と緊急連絡先の控え |
現金&クレジット | ウォンとカード、盗難防止対策も忘れずに |
薬の手続き書類 | 必要な場合は韓国当局の承認書 |
旅行前に確認したい公式情報
- 現地の外務省や在ソウル日本大使館、U.S. Embassyなどの公式サイトで最新の治安情報や入国条件を確認しましょう。
- 天気予報アプリ(気象庁や韓国気象庁)で台風や豪雨情報を頻繁にチェックする習慣をつけましょう。
まとめ
ソウルの9月旅行は、気候が穏やかで観光にぴったりの季節ですが、台風や集中豪雨の可能性、スリや詐欺、医療準備など、注意すべき点も多くあります。パスポートや保険、天気確認など、基本の準備をしっかり行い、安全第一のプランを立てましょう!
最新情報をいち早くチェックして、旅行をもっと安心に!
著者:ソウル安全旅ライター コムギ
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