公開日:2025年09月09日|
要約
- 『ワールド・オブ・ストリート・ウーマン・ファイター(スウパ3)』全国ツアー主催者ROUTE59が、オオサカ・オジョギャング(Osaka Ojo Gang)所属IBUKI不参加の経緯について公式の立場を発表。
- 主催者は、契約協議の過程でマネージャー側との連絡不備・不透明な条件要求があったと説明。8月26日時点では「全員参加」で暫定合意したが、9月1日にIBUKIが用意された航空便を利用せず、その後の連絡も不通になったと主張。
- IBUKI側は健康上の理由で不参加を通知後、9月8日17時に主催者が「釜山公演不参加」を告知、同日20時に弁護士から「参加希望」連絡があったと説明。条件が暫定合意の無効化とマネージャー再契約に及ぶため、他の6名は受け入れられないとした。
1. 背景
1-1. 『スウパ3』全国ツアーとは
TVダンスサバイバル『ストリート・ウーマン・ファイター』シリーズの流れをくむライブ公演企画。番組で注目を集めたダンスチームが出演し、各都市でステージを披露します。
1-2. オオサカ・オジョギャング(Osaka Ojo Gang)
『スウパ3』で日本から参加し話題になったクルーのひとつ。本件は、そのメンバーIBUKIの公演不参加をめぐる主催者側の説明に関するものです。
2. 公式説明を時系列で読む
日時 | 出来事(主催社の説明) |
---|---|
数カ月間 | 主催者ROUTE59は、オオサカ・オジョギャング出演に向けて協議を継続。マネージャー側との連絡が円滑でなく、スケジュールや契約進行に支障が生じたと主張。 |
9月6日 | メンバーKYOKA不参加が遅れて周知された原因も、この連絡不備に起因すると説明。 |
8月26日 | メンバー全員参加で暫定合意。IBUKIも、マネージャー関連の論争は非公開にする前提で公演参加の意思を示し、内部問題の解決とメンバーへの謝罪が含まれる合意だったと主張。 |
9月1日 | 他メンバーは予定通り練習のため入国。一方IBUKIは、準備された航空便を利用せず、以後の連絡も円滑に取れなかったと説明。 |
その後 | IBUKI側弁護士を通じて、先の合意を履行しない、健康上の理由で不参加と通知。 |
9月8日 17:00頃 | 主催者は釜山コンサート不参加を告知。一方的な不参加告知ではないと反論。 |
9月8日 20:00 | IBUKI側弁護士から「参加希望」の連絡。ただし、過去の合意を無効化し、マネージャーと再契約する条件が提示されたため、他の6名が受け入れられないと主催社は説明。 |
3. 争点の整理
- 契約交渉の透明性:主催者は、「メンバーと共有されない別条件をマネージャーが要求」、さらに「出演料の契約書明記をしないよう要請された」と主張。出演料は、出演対価として契約で定める金額や支払条件のこと。
- 暫定合意の有効性:8月26日に全員参加で暫定合意→その後に不参加通知という経緯。合意の内容が正式契約(署名済み)か、条件付き覚書レベルかで実務上の拘束力は変わりますが、本文は暫定合意の存在のみを記載。
- 条件の再提示:「過去の合意を無効化+マネージャー再契約」が他の6名が受け入れられない条件と主催者は説明。クルー全体の公平性と合意履行が衝突した点が争点です。
4. 主催者の公式コメント(要旨抜粋)
「多くの資料を保管してきたが、アーティストへの敬意から公開してこなかった。IBUKIを除くメンバーは約束を守るため誠実に練習・準備を続けている。温かい応援の中でステージが輝くことを願う」
主催者は、観客に混乱を与えないための情報公開だとしつつ、メンバーの努力が実を結ぶよう全面的に支援すると結びました。
5. ポイント
Q1. 釜山公演の不参加発表は一方的?
主催者は、一方的ではないと反論。IBUKI側からは健康上の理由による不参加通知が先にあり、その後に参加希望連絡が届いたが条件が合意内容を無効化するため受け入れられなかった、と説明しています。(出典参照)
Q2. 今後の各地公演は?
本稿の出典は主催者の立場表明に限られるため、日程・出演者の確定情報は公式告知を要確認。K-POP最新のイベントは動きが早く、会場・公式SNSの更新が最優先です。
Q3. 法的手続きはある?
掲載情報には、主催者の立場表明が中心で、法的手続きの詳細には言及がありません。憶測は避け、新たな公式発表を待ちましょう。
6. 引用:主催社の立場文(抜粋)
「(…)メンバーと共有されない別条件の要求、出演料の契約書非明記の要請など、不公正な条件は受け入れられなかった。」
「8月26日、全員参加で暫定合意。IBUKIも公演参加の意思を示したが、9月1日の入国便は利用されず、その後連絡が取りづらい状況が続いた。」
「9月8日17時不参加告知、同日20時に参加希望の連絡。だが条件が合意無効化とマネージャー再契約を含み、他の6名に受け入れがたい内容だった。」
7. まとめ:「情報の鮮度」と「一次ソース」を最優先に
今回の件は、交渉の透明性/暫定合意の履行/条件の再提示という、イベント運営で起こり得る典型的な論点が重なったケースです。ファンとしては、憶測を避け、一次ソースを確認し続けるのが最適解。現場で汗をかくメンバーやスタッフに敬意を払いつつ、正確な情報で応援していきましょう。
参照元(Fact Check)
- MyDaily:主催社ROUTE59「IbuKi、別契約要求+連絡不通」立場文(2025/09/09) https://www.mydaily.co.kr/page/view/2025090911320774088
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著者プロフィール:韓国エンタメ(イベント運営/契約トピック)をカバーする編集ライター。
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