【2025年】東京↔ソウルの深夜便(レッドアイ)徹底ガイド|メリット・デメリットと仁川空港到着後の移動完全版

ソウル
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東京(羽田・成田)とソウル(仁川・金浦)の距離は約2時間半と近く、深夜便(レッドアイ)を使えば、仕事や学校の後に出発して翌朝から行動することも可能です。一方で、到着が夜間〜早朝になるため、空港から市内への移動手段睡眠・防犯・費用といった現実的な課題も丁寧に確認する必要があります。本記事では、2025年時点の公開情報に基づき、深夜便のメリット・デメリット、そして仁川国際空港(ICN)到着後の移動方法(AREX、深夜バス、タクシー、仮眠施設)までを整理しました。

Contents
  1. 深夜便(レッドアイ)とは?
  2. 韓国行きの深夜フライト
  3. 深夜便を選ぶメリット
  4. 深夜便のデメリット
  5. 仁川空港に深夜・早朝到着した時の移動手段
  6. 到着時間帯別・おすすめ移動シナリオ
  7. 費用比較の目安(2025年情報)
  8. 深夜便ユーザーの安全・快適チェックリスト
  9. 深夜便でありがちな疑問Q&A
  10. スケジュール設計のコツ(実例)
  11. 最後に:深夜便を「味方」にする準備力
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深夜便(レッドアイ)とは?

深夜便は、深夜に出発して翌朝に到着する便の総称です。夜間の時間を移動に充て、現地での滞在可能時間を最大化するのが特徴です。短距離の東京↔ソウル路線でも、深夜発・早朝着のスケジュールが組まれることがあります。

韓国行きの深夜フライト

航空会社出発空港料金の目安
Peach羽田ソウル(仁川)5,680円〜
ティーウェイ航空成田・関西・福岡ソウル(仁川)6,000円〜
チェジュ航空成田・関西ソウル(仁川)10,000円〜

Peach
日本のLCCで羽田発02:10のソウル(MM809)行きは、韓国行き深夜便として一番の人気を誇っています。仕事おわりに弾丸渡韓するのにおすすめです。金曜日の深夜に出発、日曜の夜に帰国するという、0泊2日の弾丸韓国旅行を可能にしています。料金も非常にリーズナブルであり、終電で羽田空港に向かっても、十分間に合います。

ティーウェイ航空
成田・関西・福岡の3空港から深夜便があります。出発時刻は21:30〜22:30で、韓国到着は翌日の00:15〜01:15、料金はも比較的リーズナブルです。

チェジュ航空
韓国最大手LCCとして高い信頼性があります。成田・関西空港から深夜便を運航しており、韓国到着は23:30〜23:35と他社より少し早めで、深夜バスや24時間営業の交通手段でソウル市内へ移動点がおすすめです。

深夜便を選ぶメリット

① 現地の可処分時間を最大化できる

学校・仕事終わりに日本を出て、翌朝からソウル観光や出張予定をスタートできます。時間の使い方が効率的で、弾丸旅行とも相性が良いです。

② 航空券の価格や空席の選択肢が広がる場合がある

日中の人気時間帯より割安なことがあり、繁忙期でも深夜枠の空席が見つかるケースがあります(ただし時期と航空会社によって変わります)。

③ 都内→空港のアクセスが取りやすい

羽田・成田ともに夜間アクセスの選択肢があります。特に羽田は深夜発の相性が良く、仕事終わりの移動に向いています。

深夜便のデメリット

① 睡眠の質が下がりやすい

機内で熟睡できないと、翌日の行動に響きます。アイマスク・耳栓・ネックピローなどの準備が必要です。

② 到着直後の公共交通が限られる時間帯がある

仁川空港の鉄道(AREX)は早朝に初発が動き出しますが、深夜帯は運行がありません。一方で深夜バス深夜割増のタクシーは動いており、賢い選択と安全対策が求められます。

③ タクシー代が上振れしやすい

深夜時間帯はソウル市内で夜間割増(最大40%)が適用される時間帯があり、道路料金(空港高速の通行料)も加算されます。予算計画は多めに見積もりましょう。(割増の公的案内あり)

仁川空港に深夜・早朝到着した時の移動手段

ここでは、AREX(空港鉄道)深夜リムジンバスタクシー(国際タクシー含む)、そして空港内の仮眠・滞在施設を具体的にまとめます。

1)AREX(空港鉄道)|始発を待ってコスパ良く移動

仁川空港からソウル駅を結ぶ鉄道。「直通(Express)」「各駅(All-stop)」の2タイプがあり、直通は所要約43分、運賃は大人9,500ウォンの目安です。(料金・所要時間・時刻表に関する出典あり)

  • 初発時刻の目安(平日):T2→ソウル駅 05:15/T1→ソウル駅 05:23(各駅)※観光公社の時刻案内・直通の時刻表参照
  • 運行時間帯:おおむね05:15〜23:50前後(タイプや曜日で変動)
  • メリット:料金が安く、渋滞の影響を受けない。直通は荷物置き場や座席快適性が高め。
  • デメリット深夜帯は運休のため、初発まで空港で待機が必要。
  • こんな人に最適:費用を抑えたい人/05時台以降に余裕がある到着の人/朝にソウル駅へ直行したい人。

ワンポイント:直通(Express)と各駅(All-stop)は乗り場・改札の色分けや案内が異なります。オレンジのサイン(直通)を目印にし、券売機・アプリでチケットを購入。外国発行クレカ対応の券売機が増えており、紙チケットのQRモバイルQRで入場できます。

2)深夜リムジン(ナイトバス)|鉄道が止まる時間帯の主力

仁川空港からソウル駅・東大門DDP・江南方面などへ向かう深夜専用バス(N6000/N6002/N6701など)が運行しています(路線・ダイヤは改定されるため、最新の空港公式「ナイトバス案内」を参照)。

  • 代表的な行先N6000(江南・高速バスターミナル方面)、N6002(清涼里・ソウル駅方面)、N6701(東大門デザインプラザ方面)など。
  • 発着:T1は1階バスのりば、T2は交通センター地下(B1)のナイトバス停から乗車。
  • 運賃の目安N6000/N6002=10,000ウォンN6701=18,000ウォン(T-moneyカード現金可/一部はアプリ予約対応)。
  • 運行本数の目安深夜0時台〜明け方に毎時数本(路線による)。
  • メリット深夜帯に確実に動く公共交通。大きな荷物でもOK。
  • デメリット:道路状況に影響。停留所がホテル最寄りと限らないため、到着後に短距離移動(徒歩・タクシー)が必要な場合あり。
  • こんな人に最適深夜着〜始発前に市内へ移動したい人/タクシー代を節約したい人。

ワンポイント:同一路線でも系統・時刻が改定されることがあります。2025年8月からはN6001の運行変更(N6002/N6000へ移行)告知が出ています。必ず空港公式のナイトバスページで当日確認してください。

3)タクシー(一般/国際タクシー/ハイヤー)|深夜の確実性は高い

空港1階の乗り場から、一般タクシー(中型)・デラックス/大型・国際タクシーが24時間利用可能です。夜間割増(ソウル市内 22:00〜翌4:00で最大40%)があるため、到着の時刻によって費用が変わります。

  • 夜間割増の目安(ソウル市発表)22:00〜23:00=+20%23:00〜02:00=+40%02:00〜04:00=+20%。市外走行の割増や通行料が加わる場合あり。
  • 国際タクシー(International Taxi)外国語対応・空港〜ソウルの定額制を提供(標準車種の定額例 70,000ウォン、デラックス等は高め)。※区間・条件で変動、英語サイトで最新料金を確認
  • アプリ手配:現地アプリや配車カウンター利用可。空港公式ページに乗り場番号の案内あり。
  • 費用感(一般論)中心部まで5〜7万ウォン前後+通行料が目安※混雑・時間帯で変動。
  • メリットドア・ツー・ドアの安心感。深夜でも確実に動く。
  • デメリット:割増や通行料でコスト高。一部の時間帯は配車待ちが発生することも。
  • こんな人に最適:荷物が多い/ホテルが駅から遠い/家族・グループで割り勘。

ワンポイント乗り場の表示(1C/3C/4C/7Cなど)は種別ごとに分かれています。金銭トラブルを避けるため、正規乗り場から乗車し、定額・メーター・通行料・カード可否を乗車前に確認しましょう。

4)空港で仮眠・朝まで待つ|カプセルホテル&トランジットホテル

深夜〜早朝に初発のAREXや朝のバスまで待つ場合、空港内の有料休憩施設の活用が便利です。

  • ダラクヒュー(Darakhyu)カプセルホテル:T1は交通センター地下1階、T2はターミナル内。時間課金/オーバーナイト(20:00〜08:00)などプラン有。※T1の所在地・受付、FAQで24時間レストランは現在なしの記載あり
  • トランジットホテル(T1エアサイド):保安区域内で仮眠が可能(乗り継ぎ条件)。
  • ラウンジ/シャワー:営業時間はラウンジごとに異なるため、夜間は休業の施設もある点に注意。

ワンポイント:深夜の飲食店営業は縮小傾向のため、到着前に軽食飲み物を確保しておくと安心です。

到着時間帯別・おすすめ移動シナリオ

ケースA:到着が23:00〜翌02:00(割増40%帯)

  • 最優先案深夜バス(N6000/N6002/N6701)で主要エリアへ→ホテル最寄りまで短距離タクシー。
  • コストより安心重視国際タクシーの定額または一般タクシー(割増・通行料を考慮)。
  • 休息重視:空港内カプセルホテルで仮眠→05時台のAREXでソウル駅。

ケースB:到着が02:00〜04:00(割増20%帯)

  • 深夜バスが運行中なら優先。ダイヤが薄くなる時間帯は、次発を待つより空港で休憩→AREX始発のほうが楽な場合も。
  • 荷物が多い・家族連れタクシーが現実的。安全と体力温存を優先。

ケースC:到着が04:30以降(AREX初発が近い)

  • 待機してAREX各駅または直通がコスパ良。ソウル駅からは地下鉄・タクシーでスムーズに分散移動。

費用比較の目安(2025年情報)

手段おおよその費用所要時間主な発着向いている人
AREX直通大人9,500ウォン約43分(T1→ソウル駅)T2/T1 → ソウル駅朝の移動/渋滞回避/荷物少なめ
AREX各駅直通より安価(区間制)約59〜66分(T1/T2→ソウル駅)主要駅経由(弘大・金浦など)コスパ重視/途中駅下車
深夜バスN6000/N6002:10,000ウォン/N6701:18,000ウォン約50〜80分(路線・渋滞次第)T1 1F/T2 交通センターB1深夜着〜始発前に市内入りたい
一般タクシー5〜7万ウォン+通行料(深夜割増あり)約45〜70分(渋滞・時間帯)T1/T2 正規乗り場荷物多い/ドアツードア/家族・グループ
国際タクシー(定額)例:標準 70,000ウォン(英語対応)※区間等で変動約45〜70分T1/T2 指定乗り場・カウンター英語対応・料金の見通し重視

※上記は目安。ダイヤ・運賃・割増は改定されるため当日の公式発表を優先。

深夜便ユーザーの安全・快適チェックリスト

到着前の準備

  • ホテル住所の韓国語表記をスクショ保存(アプリ圏外でも提示可)。
  • eSIM/Wi-Fiを事前手配(配車・決済・翻訳に必須)。
  • 現金少額T-money(交通カード)を用意(ナイトバス利用に便利)。
  • 機内睡眠グッズ(アイマスク・耳栓・ネックピロー)。

空港到着後

  • 正規のタクシー乗り場から乗車(客引きは回避)。
  • タクシーは定額orメーター+通行料カード可否を乗車前に確認。
  • ナイトバス乗り場の位置(T1:1階、T2:交通センターB1)を把握。
  • 空腹対策:24時間レストランの縮小に注意、軽食持参が安心。

深夜便でありがちな疑問Q&A

Q1. 仁川空港は24時間開いている?

空港は24時間運用で、カプセルホテル(Darakhyu)トランジットホテルなど夜間滞在設備が整っています(施設別の営業時間は要確認)。

Q2. AREXはいつから動く?

平日の初発はT2で05:15、T1で05:23(各駅)。直通の時刻表も朝から運行します(曜日・本数は時刻表参照)。

Q3. 深夜バスの料金と購入方法は?

N6000/N6002=10,000ウォン、N6701=18,000ウォンが目安。交通カード(T-money)や現金、路線によってはアプリ予約に対応。

Q4. 深夜のタクシー割増は?

ソウル市の案内では、22:00〜23:00=+20%23:00〜02:00=+40%02:00〜04:00=+20%。空港高速の通行料も別途かかります。

スケジュール設計のコツ(実例)

モデルA:金曜夜・東京出発 → 土曜早朝・仁川着

  • 深夜着ナイトバスN6002でソウル駅、ホテル荷物預け→朝食→朝から観光。
  • 仮眠重視:T1/T2のDarakhyuでオーバーナイト→05時台AREXで市内へ。

モデルB:家族旅行(子ども同伴)

  • 荷物多めなら国際タクシー定額でホテル直行。安全と睡眠を優先。

モデルC:出張(朝イチ打合せ)

  • 直通AREX+ソウル駅で身だしなみ整え、地下鉄・タクシーでオフィスへ。

最後に:深夜便を「味方」にする準備力

東京↔ソウルの深夜便は、時間効率コストの柔軟性が魅力。一方で、夜間の移動・睡眠・安全管理という課題に正面から向き合う必要があります。公式の時刻・割増・運賃を当日も再確認し、代替プラン(ナイトバス/カプセルホテル/タクシー定額)を用意しておけば、夜着でもストレスは最小にできます。この記事を下敷きに、あなたの旅の最適解を見つけてください。

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著者(ライター):こむぎ🌾|東京↔ソウル渡航ナビ編集部

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