2025年6月20日にNetflixで配信開始されたアニメーション映画『KPop Demon Hunters』は、K-POPガールズグループが裏の顔としてデーモンハンターを務めるという斬新な設定で世界を席巻した。ソニー・ピクチャーズ・アニメーション制作、上映時間95分。Netflix史上最多視聴を記録し、第98回アカデミー賞では長編アニメーション映画賞と歌曲賞の2冠を達成した話題作の全貌を徹底解説する。
あらすじ — K-POPアイドル×退魔師の二重生活
K-POPグループ「HUNTR/X(ハントリックス)」のメンバーであるルミ、ミラ、ゾーイの3人は、ステージ上ではトップアイドルとして活躍する一方、裏ではファンを超自然的な脅威から守るデーモンハンターとしての使命を果たしている。人間界を守る魔法の結界「ホンムーン」が存在する世界で、彼女たちはその守護者でもあった。
ある日、圧倒的な人気を誇るボーイズバンド「サジャ・ボーイズ」がデビューするが、その正体は魔界のデーモンたち。彼らはファンのエネルギーを吸収し、人間界を守る結界「ホンムーン」を弱体化させようとしていた。リーダーのルミは実は半分デーモンの血を引いており、その事実を仲間にも隠し続けている。サジャ・ボーイズのリーダーであるジヌとの交流を通じて、ルミは自身のアイデンティティと向き合うことになる。
物語は「恥」と「自己受容」、そして「仲間の支え」をテーマに展開。ルミが自分のデーモンとしてのルーツを受け入れ、HUNTR/Xとジヌが力を合わせてデーモンキングのグィマに立ち向かうクライマックスへと向かう。K-POPのきらびやかさと退魔バトルアクションを融合させた、これまでにない作品として高い評価を得た。

