「ITZYのユナがドラマに出るらしい」——2026年8月、そんな声がSNSで一気に広がりました。話題の作品は、tvNの月火ドラマ『最愛の社員 -My Bias, My Boss-』。推し活に人生を捧げるOLが、憧れの推しがいる会社に入社してしまうという、ファンなら思わず身をよじりたくなる設定のオフィスラブコメです。この記事では、K-POPドラマ初心者の方にも分かるよう作品の基礎から、配信先・話数といった実用情報、そしてITZYファンが気になるユナの役どころまで、まとめて整理します。
そもそも『最愛の社員』とは?K-POPを知らない人にも分かる基礎解説
『最愛の社員 -My Bias, My Boss-』は、韓国のケーブル局tvNで2026年8月3日から放送が始まった月火ドラマです。全12話で、2026年9月8日まで毎週月曜・火曜の夜に放送されます。韓国での放送時間は20時45分(韓国時間)です。
タイトルにある「最愛(チェエ)」とは、韓国のファン文化で「一番好きな推し」を指す言葉です。日本語の「推し」「本命」に相当します。つまり『最愛の社員』とは「推しの会社の社員になってしまった人」という意味であり、副題の「My Bias, My Boss」も、英語圏のファン用語である「bias(推し)」と「boss(上司)」を掛けた言葉遊びになっています。タイトルの時点ですでにファン文化そのものが作品のテーマになっているわけです。
原作は、ネイバーウェブトゥーンで連載された『お兄ちゃんはアイドル』(原題:우리 오빠는 아이돌)。ソンウン氏による作品で、2017年9月に連載が始まり、2020年1月に本編が完結しました。韓国では「ウェブトゥーン」と呼ばれる縦スクロール型のデジタル漫画がドラマ原作の一大供給源になっており、本作もその流れを汲む一本です。原作を知らなくてもドラマ単体で問題なく楽しめる構成になっています。
K-POPやKドラマにこれから触れる方に向けて補足すると、tvNは『愛の不時着』『トッケビ』などを世に送り出してきた局で、ロマンスコメディに強い制作体制を持っています。本作もその系譜にあるライトな作風で、Kドラマ入門としてハードルは低い部類です。
配信はどこで見られる?日本での視聴方法・話数・放送スケジュールまとめ
日本で本作を視聴する方法を、検索してこのページにたどり着いた方向けに結論から整理します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 邦題 | 最愛の社員 -My Bias, My Boss- |
| 原題 | 최애의 사원 |
| 放送局(韓国) | tvN 月火ドラマ |
| 放送期間 | 2026年8月3日 〜 9月8日 |
| 話数 | 全12話 |
| 日本での配信 | U-NEXT(独占・日韓同時配信) |
| 配信開始 | 2026年8月3日 11:00〜 |
| 原作 | ウェブトゥーン『お兄ちゃんはアイドル』(ネイバー) |
日本での配信はU-NEXTの独占で、韓国での放送と同日に配信される「日韓同時配信」の形をとっています。韓国での放送が月曜・火曜であるため、日本でも週2話ペースで新エピソードが追加されていく形になります。全12話という尺は、韓国ドラマとしては短めで、16話構成の作品と比べて一気見しやすいボリュームです。
視聴の進め方としては、リアルタイム性を重視するなら配信当日に追う、じっくり派なら完結後にまとめて見る、という選び方になります。推しの出演シーンをSNSで語り合いたい場合は、同時配信のメリットが大きく、韓国の視聴者と同じタイミングで感想を共有できます。
あらすじ:推し活OLが、推しの会社に入社してしまう
物語の主人公は、新入社員のナム・ダルム。彼女は長年応援してきた「最愛」であるアイドル出身のイ・チャンに会いたい一心で、彼が関わるファッション企業アペロに入社します。動機がほぼ推し活という時点で、ファンなら共感しかない導入です。
ところが会社で待っていたのは、想像とは違う現実でした。ダルムは職場で出会ったCEOのカン・ハギに、次第に心を揺さぶられていきます。憧れとして遠くから見つめてきた推しへの気持ちと、目の前にいる生身の人間に芽生える感情。この二つのあいだで揺れる主人公の姿が、本作の軸になっています。
キャストは、ナム・ダルム役にキム・ヘジュン、CEOカン・ハギ役にカン・フン、アイドル出身のイ・チャン役にチャ・ウミンという布陣です。そしてITZYのユナが、この物語にもう一つの軸を持ち込みます。
ITZYファン必読:ユナが演じる「ユン・チェ」とは
まず正確にお伝えしておきたいのは、ユナは本作の主演ではないという点です。主演を務めるのはキム・ヘジュン、カン・フン、チャ・ウミンの3人で、ユナは重要な助演として作品に加わっています。SNSでは「ユナ主演ドラマ」という表現も見かけますが、公式に発表されている座組みは上記の通りです。ここを取り違えたまま視聴を始めると、期待と実際の登場量にギャップが生まれてしまうため、あらかじめ押さえておきたいポイントです。
ユナが演じるのは、ユン・チェという役。デビュー後に人気を獲得したライジングスターのトップ女優で、圧倒的なビジュアルとスター性を兼ね備えた人物として描かれます。物語のなかでユン・チェは、アイドル出身の俳優イ・チャンとロマンス作品で共演し、撮影を通じて彼に本物の恋心を抱くようになります。つまり、主人公ダルムが憧れる「最愛」の相手に、ユン・チェもまた惹かれていくという構図です。
この役どころは、ITZYのメンバーであるユナ本人の立ち位置と重なる部分があり、ファンにとっては見どころが多い配役だと言えます。ステージ上で完璧なパフォーマンスを見せるアイドルが、画面の中では「完璧に見える人の内側」を演じる。その二重性そのものが、推し活を主題にした本作のテーマと響き合っています。
本作はユナにとって2作目の本格的な演技挑戦にあたります。1作目は2026年1月に公開された作品で、そこから半年あまりでの連続出演です。ITZYとしてのグループ活動と並行しながら演技の場を広げているという点は、メンバーの活動を追いかけているファンにとって注目すべき動きでしょう。グループとしての歩みやメンバー構成をあらためて確認したい方は、ITZYのアーティストページもあわせてご覧ください。
推し活的な楽しみ方としては、ユン・チェの登場回を追うだけでなく、彼女がどの回でどんな表情を見せるかを記録していくのがおすすめです。全12話と尺が短いぶん、助演キャラクターの見せ場は凝縮されており、一話ごとの密度が高くなります。SNSでの実況やスクリーンショットの共有も、同時配信であれば韓国のファンと同じ熱量でできます。
まとめ:誰にとっての「当たり」作品か
『最愛の社員 -My Bias, My Boss-』は、次のような方に向いている作品です。
推し活をしている自覚がある方にとっては、主人公の行動原理がそのまま自分ごとになる作品です。「推しに会いたくて会社を選ぶ」という誇張された設定を、笑いながらも心当たりを持って見られるはずです。Kドラマ初心者の方には、全12話という短さと、オフィスラブコメという分かりやすいジャンルの組み合わせが入門編として機能します。そしてITZYのファンにとっては、ユナの演技キャリアが積み上がっていく過程を同時進行で見届けられる貴重な機会になります。
一方で、ユナの出番を目当てに主演級の登場量を期待すると、肩透かしになる可能性があります。あくまで作品全体を楽しみながら、ユン・チェというキャラクターの物語を追う——という向き合い方が、満足度を高める見方だと言えるでしょう。
放送は2026年9月8日まで続きます。まだ序盤の段階であれば、今から追いかけても十分に間に合うタイミングです。ほかの韓国ドラマの配信情報も探している方は、『最後列からの声』完全ガイドや『エージェント・キム:リアクティべーティッド』完全ガイドもあわせてどうぞ。
参考: ORICON NEWS「カン・フン、キム・ヘジュンらが描く、推し活OLとイケメン2人の三角関係 韓国ドラマ『最愛の社員 -My Bias, My Boss-』、U-NEXTで配信決定」(取得日 2026-08-12) / Soompi「ITZY’s Yuna Is A Rising Actress Who Falls For Her Co-Star In New Drama “My Bias, My Boss”」(取得日 2026-08-12) / tvN 公式サイト『최애의 사원』(取得日 2026-08-12)